「健康的な生活を送るための基本である歯・口腔の健康」を支える歯科衛生士。ムシ歯や歯周病の予防、歯科診療補助、歯科保健指導などを行う国家資格の専門職で、どの業務にも専門的な知識や技術が必要とされます。近年は様々な研究により「歯・口腔の健康と全身の健康」の相関関係が一般的にも認知され、注目度も人気も高まっています。また、歯科衛生士として5年以上の経験を積めば介護支援専門員(ケアマネージャー)の受験資格を得ることができ、介護分野への更なるキャリアアップが実現。将来の可能性を大きく広げてくれる資格と言えるでしょう。
歯科衛生士の勤務先は、歯科診療所をはじめ、病院や介護老人保健施設など様々。それらは日本全国にあり、結婚などで転居した場合でも職場を探すことが比較的容易です。環境の変化に左右されないことは、歯科衛生士のメリットの一つと言えるでしょう。また、初任給についても高収入が期待できる上、予約制の診療所が多いため、夜勤がほとんどなく、勤務時間が安定していることも特徴です。そして何より、一生続けることができる仕事なのです。
美萩野保健衛生学院に寄せられる求人数はこの10年間で右肩上がりに増加中。学生一人あたりの求人数は約20件にのぼりました。歯科医院の数はコンビニよりも多いと言われており、結婚・出産後の再就職が容易な理由もそこにあります。