これまで多数の歯科衛生士を輩出してきた美萩野保健衛生学院は、国家試験に向けたハイレベルな授業はもちろん、接遇作法や手話、医療コミュニケーションなど、多彩なカリキュラムが盛りだくさん!歯科衛生士としてだけでなく、一社会人として即戦力になれる人材の育成に力を入れています。
歯科衛生士の何気ない言葉や応対方法によって、患者さんは安心することも、逆に不安を抱えることもあります。講義では身だしなみや言葉遣いの基本、名刺交換や電話応対などを演習方式で展開。歯科衛生士としてだけでなく、社会人として必要な作法を学ぶことが可能です。マナーの基本を理解し、相手の立場に立った接遇作法を身に付けることで、患者さんから信頼される歯科衛生士となることを目指します。
治療には患者さんとの良好な信頼関係が必要不可欠。信頼関係の構築に欠かせないコミュニケーションスキルを演習方式で養います。医療面接演習を行いながら、患者心理について理解を深め、具体的かつ的確なコミュニケーションのスキルを習得。医療コミュニケーションの3大コアスキルである「聞く」・「伝える」・「尋ねる」という3つのスキルを磨きながら、歯科医療の現場に則したコミュニケーションスキルを養います。
北九州市内の3箇所の幼稚園にご協力いただき、ペープサート(紙人形劇)や口腔衛生指導などの実習を展開。校内で学ぶだけでなく、実際に園児と触れ合うことで知識や技術の向上だけでなく、園児とのコミュニケーションスキルを身に付けることができます。豊富で密度の濃い実習は、学生に大きな気づきを与えてくれる機会です。資格取得に留まらず、歯科衛生士として就職後も大いに役に立つこと間違いありません。
学生同士で口腔内検査や口腔内観察、ブラッシング指導を行うことで、自分に不足している知識や技術を確認していきます。また、この実習は技術向上だけでなく、臨床実習に向けてチーム医療の基本的な考え方を学び、コミュニケーション能力を養う場。学生同士の新たな交流の機会にもなります。さらに、合同実習や日頃の訓練の成果を競う競技会も実施しており、日々歯科衛生士としての技術を学生同士で競い合い、高め合っています。
系列校である美萩野女子高等学校に協力していただき、学校歯科健診を実習に取り入れています。実際の歯科健診の現場を経験することにより、自分自身の知識や技術が向上するだけでなく、チーム医療について考える機会にも。幼稚園実習同様、様々な年齢層の患者さんと関わることで、患者さんの年齢や性別、健康状態に則した適切な対応を学ぶことができます。
校内での学びだけでなく、校外での多種多様な研修を通して教養豊かな歯科衛生士の育成に力を入れています。ホテルでのテーブルマナー研修や、ミュージカル観賞、九州国立博物館の見学や太宰府散策など、多彩な研修が目白押し。また、知識や教養を得るだけでなく、団体行動を通して学院の仲間との団結力を高める効果も。医療人として、そして社会人として成長できるよう、学生をサポートします。